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2010年6月24日木曜日

Myうったえ ~ジョージ編~

僕はこの前、最低賃金生活体験に挑戦しました。
「これ以上の金額なら生活できますよ」
ということが法律で決められた最低賃金。
実際それで暮らしたらどうなるのか!?
というのを実証する企画でした。
高知県の最低賃金は時給631円です。
月収にすると約10万円です。
当然贅沢な暮らしはできませんが、普通の暮らしも無理でした。
食事も自由に選べず、お金のかかる遊びを避けて人付き合いの幅も狭まり。。。
先のたくわえなどできるはずもなく、病気や怪我などもっての外。

日本は資本主義だ。
平等ではないけれど、その分自由を大切にすると言われている社会のはずですが、
最賃生活は全く自由ではありませんでした。
もちろん平等でもありませんでした。

高知で実際働ける場所は、中小企業がほとんどです。
そこで頑張る社長さんたちに「賃金をあげて」と言っても無理なお願いのように思います。
でも、だからと言って働く僕たちが、自由もなく、将来への希望も持てない低賃金のままでいいわけはありません。

僕たちは人並みに暮らしたい、でも会社がその給料を出せない。
こんなときこそ、政治の出番だと思います。


僕たちが人間らしく生きられるだけの賃金を手にする。
つまり中小企業がそれだけの賃金を払えるように支援する。
支援する財源はどうするか。
大もうけをあげた企業に応分の税金を負担してもらう。
また、大企業が下請けいじめの単価切り下げをやめる。
大企業自身がそこで働く労働者にしっかり賃金を払う。
こういうことを大企業に正面から物申してこそ、政治だと思います。

政治家の仕事は、国民の立場に立って、国民の声を社会に反映させることです。
決して、国民の方に「我慢してください」ということではないはずです。
在日米軍の普天間基地問題でもその姿勢は同じことです。

日本共産党はこの点で、しっかりと仕事をしています。
トヨタやキャノンが「ハケン切り」をした時、
「世界に名だたる企業が、働く人を放り出すようなことをしてはいけない!」
と率直に伝えました。
それでも企業がハケン切りを強行した時、
「これこれという法律違反の実態がある。これは許されない!」
と国会の場で、あるいは被害者と一緒に労働局などへ足を運んで告発しています。

こういう日本共産党って本当に必要だなと思います。
日本共産党は
「最低賃金をまずは時給1000円に」
「中小企業にはそのための支援を」
という政策を持っています。
ほかの政党の中にも「最低賃金を上げよう」という政策を持ってるところもあります。
それでも、その中で一番やってくれそうだと思えるのは、僕にとっては日本共産党です。

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