Pages

2010年6月21日月曜日

対話で広がる驚きと共感

かえるネットでは街頭宣伝で青年との対話を広げています。
昨日も市田さんの演説会前にグリーンロード。
会が終わった後は演説を聞きにきた青年と対話しました。

街頭で対話したある保育士(臨時)の青年は「生活の中で感じている不満、社会問題の興味関心」について、
「税金のムダづかいを辞めて、医療・福祉・保育などに使ってほしい」という項目を選択。
メンバー「具体的にはどんなことが税金のムダづかいだと思いますか?」
青年「議員の数を減らす&給料カットして、国民にお金を使ってほしい」
そこですかさず語るかえるネットメンバー!
メンバー「政党助成金(政党交付金)といって、税金から政党にお金をあげる制度があるんですよ。
日本共産党は、政党の中で唯一政党助成金の受け取りを拒否しているんです」
青年「そうなんですか~。知らなかった!」
そして日本共産党の政策の中では、
青年「【社会保障】…予算の削減ではなく充実させ、医療・福祉・保育など生活と子育てを応援、っていうのがいいですね」
それでも、青年は語ります。
「政治家はまったく信用できない。
ほんとにやってくれると思えない。
(去年の政権交代の時も)民主党でも変わりはしないと思ってて、実際・・・ねぇ」
とこれまでの自民党政治と民主党の裏切りで政治への不信感いっぱい。
そして「いつから共産党を応援してるんですか?」と青年のほうから質問が!
「9.11のテロが起きた時、報復では解決しないよと思ってました。
でも自民党の小泉さんがすぐにアメリカの報復を支持して、自衛隊をアフガニスタンへ送る法律を作ったんです。
その時に、このままじゃ自分の『なってほしい日本』にはならないと不安になりました。
それでいろんな政党を見てみると、
『テロは報復では解決しない』『テロを取り締まるのは国連中心の活動、国際的な警察力で』
と言ってる共産党に出会って、ここだ!って感じたからです」
と答えるかえるネットメンバー。
すると
青年「わかりました。いろいろお話しできてよかったです。参考にします」
とビラを持ってかえってくれました。

※政党助成金(政党交付金)
選挙権のない未成年や外国人の納税した分も含め、税金から国民一人当たり年間250円(全体で年間320億円)を、「5人以上の国会議員が所属」などの要件を満たす政党に配られる制度。
政党の支持、不支持を問わず税金を政党で勝手に山分けする政党助成金。
日本共産党は、憲法が認める「政党支持の自由」に違反する制度だということで、全政党の中で唯一受け取りを拒否しています。
しかも政党助成金は交付された後は何に使ってもいい自由なお金になっているので、過去には政治活動とは関係ない飲み食いに使われたことも・・・
「税金のムダを無くす」というなら、まずはこれからでしょう!

※議員定数削減と選挙制度
国会で居眠りとか、欠席ばかりとか、議員の仕事をろくにしていない議員を見ると、「あんた要らんやろ!」と思ってしまいますね。
もちろん居眠り、欠席などは厳禁なのでみんなでチェックすることが必要だし、そんな人を当選させないようにしないといけません。
ところが民主党・自民党が「議員の数を減らします」と言っているのは、要らんやろ!って議員を減らすのではありません。
選挙制度として、「比例代表」制度という選び方を減らす(無くす)ということです。
比例代表は一票一票が議席数に反映されやすい制度なんですが。。。
一方、「小選挙区」制度は、選挙区内のトップしか議席に結びつかず、死票が多くなる(民意とズレる)制度ですが、こっちはほぼ温存。
選挙制度自体が、「民意の反映」に不向きなものになっている点は取り上げないまま、「議員数削減」だけを言うのはズルいですね。
実は日本の国会議員の数は国際的に見て少ないぐらいです。
議員の数を減らすということは、色んな意見を持ったみんなのそれぞれの「代表」自体が減ってしまうこと。
むしろ政党助成金を減らす方が先決では?

0 コメント:

コメントを投稿