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2010年5月30日日曜日

みんなの実態教えてくださ~い


みなさん、自分の仕事の悩みや不満を見てみぬふりしてないですか?
友達がどんな実態で働いてるか、まじめに話したことありますか?

今、高知では労働組合と青年団体が協力して、「高知県青年生活実態ファイル」というアンケートを集めています。
アンケートは労働時間や休日、職場での不満、年収(ボーナスの有無)、就職希望や就活の悩みなどを聞いています。
この一年で約350人の青年から回答をもらっています。

29日はサタデーナイトってことでちょっと遅めの時間帯に街頭宣伝をしました。
そう、アンケートの大半は、こうやって街頭に出て見ず知らずの青年に声をかけて対話しながら実態を教えてもらっているのです。
この日は1時間で17人の青年と対話しました。
本日の猛者は一日14時間労働している公務員(正職)の青年でした。
どう考えても過労死ライン越えてますよぉ。。。
他にも週休1日で一日7時間勤務のアルバイトの青年はなんと年収150万円!!
たぶん時給700円くらいじゃないのかな。
高知の最低賃金は時給631円なので一応法律違反じゃないです。
しかしとても自立した生活はできないですよね。

見た目は街を歩く普通の青年。
でもこうやって話を聞くと、一人ひとりの深刻な実態がわかります。
毎回宣伝をやるたびに、
「青年が使い捨てにされるのはゆるせない」
「こんな実態を生み出している今の政治は変えないと!」
という思いが強くなります。

宣伝に参加した仲間の感想
「長時間労働や低賃金、休みが少ないなど、深刻な実態にあるけど、それが「不満」としてはなかなか出てこないですね。いろいろ質問して突っ込んでみても、「こういうもの」「これが当たり前」と返ってくる。そうやって馴らされている感じがしました」

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